NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」 を見て
NHKのうつ病の特集ということで、見てみました。
僕自身は過去にうつ病を経験しているし、家族が当事者であるので。
やはり、かかる医者によって、その人の人生が大きく左右されてしまうのは、怖いことだと思う。
僕自身は、セカンドオピニオンとしての一回だけの診療を含めると、5つの病院の診断を受けたことになる(セカンドオピニオンとは現在、自分が受けている治療が妥当かどうかを別の医師に聞いてみるということ)。また、臨床心理士にカウンセリングを受けていた時期もある。
自分が病気であった、2000年~2005年あたりには、HPを開設していて、更新の頻度も多かったので、「心のコンテンツ」というものを書いたりしてた。
この記事を書いていた当時に考えていた事が、今日の番組で話題になっていた事と結構重なることを考えると、おそらく10年経っても日本の精神医療はそれほど進歩していないということなんじゃないかと、残念だ。むしろ、患者の増加が、クリニックの乱立を招いて、悪化しているのかもしれない。
番組の中でも紹介されていたけども、カウンセリングの相場は高い。これに国がテコ入れをして、認知療法などの精神療法が安価に受けられるようにすることは、薬に頼りっきりの精神医療では重要だと思う。これに加えて、食事療法や行動療法、東洋医学的な体からのアプローチなど、総合的なアプローチが可能になればよいのになと思う。
そして、もう1つの重要な要素は患者の周りの人間の積極的な治療参画かもしれない。番組を見ていて、「医師が診察だけでは情報が足りない」といっていたのはまさにその通りだ。考えてみれば、、心の病を患っている当人の言葉だけで診察が成り立っていること自体、おかしいような気もする。ここには客観的な患者の状態を伝える人がいない。
番組の出演者の方が言っていたように、患者同士やその家族がコミュケーション出来る場があって、情報を共有すれば、色々なメリットがあるというのは確かだと思う。僕自身はその場としてインターネットを活用して、色々なコミュニティに参加したりした。うつ病では、当人の行動力が落ちている状態である為、気軽に使えるインターネットは便利だろう。また、匿名でコミュニケーションが開始できることも、いい悪いは別にして、参加しやすいものになると思う。ただし、インターネットでのコミュニケーションには注意点もある。インターネットでのコミュニケーションは、チャットやメールや掲示板などがある。これらのツールを電子メッセージと呼ぶとすれば、この電子メッセージが元々もっている問題点には注意しておかないといけないとは思っている(「電子メッセージ」)。
番組に出ていた姜尚中氏の本を読んでみたいなと思った。AERAなんかで、記事を読んだことがあったと思う。
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